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【英語を子どもに教えるな】市川力

2015/11/27
最近一番衝撃的だった著書。いかに自分がずぶずぶの「英語観」に浸って育ってきたか、はっきり突きつけられ読んでいて恥ずかしくなりました。



筆者は13年間アメリカに滞在し、親の転勤等の理由でアメリカに住むことになった日本人の子ども向けに、日本語を教えていた経験を持ちます。前半ではバイリンガルに対する過剰なまでの親の期待を背負った子どもたちの、暗い側面が描かれます。

特に、拒食症でドクターストップがかかったにもかかわらず、あと「半年現地の学校に通えば現地校出身者として高校受験の資格を得られる」という理由で親が現地校に通わせ続け、高校に無事合格したのに、拒食症は治らず、数年後に亡くなった女の子のくだりは涙が出そうでした。。。

「バイリンガルに対する甘い幻想」

とハッキリ言いきる筆者は、自らの経験と豊富な引用を用いて、早期英語教育のメリットとデメリットを客観的かつ慎重に吟味します。ただ批判するだけではなく、とにかく根拠をきちんと示し、綿密に取材をし丁寧に論じられていること、また「もし早期から英語を習わせるのであれば、こういうところに気をつけるべきだ」というポイントが後半でたくさん挙げられているところがすばらしいと思います。そのポイントもすべて、とても具体的なので実践しやすそうです。

アメリカでのバイリンガル教育だけでなく、IBディプロマやインターナショナルスクールなど、さまざまな種類の教育機関が取り上げられ、いろんな角度から英語教育を知ることができます。

残念なのは多少、タイトルがきついかな?というところ。
こんなに濃く秀逸な内容なのに、この本を手に取るべき人が敬遠してしまう可能性もあるなぁと。

ただ、インパクトのあるタイトルでないと、
このご時世手に取ってもらえないというのも理解できる。

自分が親になる前に読んでいてよかったと心から思った1冊。
卒論のヒントもたくさん出てきて、少し前進した気がします。

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